プログラミングは、楽しくて創造的な仕事ですが、初心者の方にはつまづきがちなポイントがたくさんあります。
今回は、そんなポイントをご紹介し、解決するための方法を一緒に学んでいきましょう。
質問する時はまず自分で調べてから!
プログラミングを学ぶ上で、調べることは欠かせません。
ネット上には、豊富な情報があるため、問題に直面した時にはまず、自分で調べてみることが大切です。
例えば、エラーメッセージが表示された場合、そのメッセージをコピーして検索エンジンで検索してみると、解決策が見つかることがあります。
また、同じような問題に直面した人が投稿した記事や、開発者向けのフォーラムなども参考になります。
ただし、調べることに時間をかけすぎるのは逆効果です。
自分で解決できない場合は、先輩エンジニアや同僚に質問することも大切です。
また、質問する前に、自分で調べたことや、試したことをまとめて、具体的な質問をするように心がけましょう。
そうすることで、より効率的に問題解決ができるようになります。
質問の仕方
悪い例:「エラーが出たんですが、どうすればいいですか?」
良い例:「○○というエラーが出たので調べたら○○がおかしいという内容でした、これを参考に○○を修正してみたのですが、結果が変わりませんでした。コードを確認していただけますか?」
質問をされた側も作業時間を削ってあなたに教えてくれているはずです、少しでもスムーズに、かつ、わかりやすく相手に伝わることを意識しましょう。
専門用語に日頃から触れる!
エンジニア同士の会話には専門用語が飛び交っています。
そんな時、専門用語を理解していないとコードやドキュメントを読むことができなかったり、他のエンジニアとのコミュニケーションがスムーズにできなかったりすることがあります。
日頃から専門用語に触れる習慣を身につけましょう。
- ブログや書籍を読む
エンジニアにとって重要な技術やツール、フレームワークに関するブログや書籍を読むことで、専門用語を学ぶことができます。
定期的に読書する習慣をつけましょう。
- ドキュメントを読む
自分が開発しているツールやライブラリ、フレームワークなどのドキュメントを読むことで、専門用語を学ぶことができます。
また、実際に使ってみたり、コードを読んでみたりすることで、より理解が深まります。
- 技術系のイベントに参加する
技術系のイベントに参加することで、最新の技術やトレンドに触れることができます。
また、他のエンジニアとの交流を通じて、専門用語を学ぶことができます。
- ネット上の掲示板やコミュニティに参加する
ネット上の掲示板やコミュニティに参加することで、他のエンジニアとの交流ができます。
質問や回答を通じて、専門用語を学ぶことができます。
- 知識をアウトプットする
専門用語を理解したら、積極的にアウトプットしましょう。
ブログやSNSなどを活用して、自分の知識を共有することができます。
また、自分でまとめた知識をアウトプットすることで、より理解が深まります。
プログラミング言語の基礎が不十分
新米エンジニアがつまづくポイントの一つに、プログラミング言語の基礎が不十分ということがあります。
「なんとなくわかっている」「コピペでできるから問題ない」
などの状態で業務を始めると与えられたタスクが完了できず周りからの評価も下がってしまいます。
- データ型
- 制御構造
- 関数
- オブジェクト指向
最低でもこれら4つの基礎は身につけておきましょう、基礎をしっかりと学び習得することがエンジニアとしての成長の近道にもつながります。
デバッグ方法を習得
コードのエラーはプログラミングには付き物です。
そんなときに問題の箇所を素早く突き止め、解決する方法を習得することで作業効率は格段に上がります。
- ログを活用するコードにログを追加して、処理の流れを把握しましょう。ログには処理の途中で変数の値を出力するなど、処理の内容がわかる情報を記載することが重要です。
- デバッガーを使用するデバッガーを使うことで、処理の流れや変数の値を確認することができます。ブレークポイントを設定して、処理の途中で停止させることもできます。
- エラーメッセージを読むコンパイルエラーやランタイムエラーが発生した場合、エラーメッセージに含まれる情報を注意深く読みましょう。エラーメッセージには、どこでエラーが発生したか、どのようなエラーが起きたかが記載されています。
- コードを書き直す時には、コードを書き直すことが最善の方法です。もし、コードが複雑で理解が難しい場合は、コードのリファクタリングを行い、よりシンプルなコードにすることを検討しましょう。
以上のポイントを覚えておくことで、新米エンジニアでもデバッグのスキルを向上させることができます。ただし、デバッグは経験が必要なため、繰り返し取り組んでいくことが重要です。
もちろん、解決までに時間がかかってしまう場合は先輩に質問をすることも大切です。
まとめ
新米エンジニアにはわからないことがたくさんあると思います。
ですが毎日少しずつ知識を積み上げることによって段々とつまづくポイントは少なくなっていくでしょう。
時には人に頼りながら理想のエンジニアを目指していきましょう。