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なぜ沖縄に開発会社を?
と沖縄にシステム開発会社を設立した経緯についてよく聞かれます。
それは単純に沖縄が好きだった。からでもありますが、沖縄県がITにおけるアジアのハブを目指している事に感銘を受け、オフショア開発では実現出来ない、行き届いたニアショア開発を目指すべく沖縄県那覇市に会社を構える事になりました。
オフショア開発とは、英語で「offshore」の言葉から来ており、「off=離れる」「shore=岸」。直訳すると岸から離れる、つまり海外を意味し、ソフトウェアやWEBシステム、アプリケーションなどの開発をコストやリソース削減目的で海外のシステム開発会社に業務委託を行う事を言います。
目的は前述の通り、開発コストや社内リソースの削減となり、これが大きなメリットになります。
日本から見たオフショア開発の国は主に中国、インド、ベトナム、フィリピン、マレーシア、インドネシア、タイとなり、その中でも開発能力が高いとされているのがインド、ベトナム、次いで中国、マレーシアとなり、コストの事も考えるとインドは人件費高騰などの理由からベトナム、マレーシアが人気となっているようです。
デメリットはズバリ言語の壁と文化(価値観)の違いです。
オフショア開発会社と依頼主の間にブリッジコミュニケーションと言った役職の両言語が話せる通訳兼コミュニケーションスタッフが存在しますが、(幾度となく経験しましたが)言葉の壁よりも大きいのが文化(価値観)の違いとなり、これはなかなかクリア出来る問題ではありません。
そのデメリット面をクリアし、かつ開発コストや社内リソースの削減のメリットを引き継げる事から注目を浴びているのがニアショア開発となります。
ニアショア開発とは、英語で「nearshore」の言葉から来ており、「near=近い」「shore=岸」。つまり、「近くの海岸」や「近くの沿岸」などを意味し、首都圏から見た地方都市を指します。
最近では、北海道、中国地方、九州・沖縄などに多くのニアショア開発拠点が存在します。
大手企業がエンジニアの抱え込みを始めた2018年頃、弊社役員3名によりエンジニアの育成と様々なプロジェクトの開発者増員目的で沖縄那覇市に設立されました。
今後はグループ会社や自社開発だけでなく、沖縄ニアショア開発会社として多くのお客様のお役に立ってまいりたいと考えております。